白山登山 [登山]
昨年10月に白山に登りました。夏にも途中の南竜ケ馬場までは登ったのですが、
登山道を変えて頂上まで登ったら、更に白山の素晴らしさを知ることができました。
今回は景色を眺めながらゆっくり登ったので、疲労することなく楽しく登ることができ
ましたが、残念ながら下山はしとしと降る雨の中でした。昨シーズンは本当に雨に
泣かされました。
コースタイム
一日目
登山道:観光新道
別当出合(5:40) - 別当出合坂(7:30) - 黒ボコ岩(11:20) - 室堂(12:00)
*休憩3回 約60分
室堂(13:30) - 頂上 御前峰(14:15着)(14:40発) - 室堂(15:10)
二日目
登山道:砂防新道
室堂(7:00) - 別当出合(11:10)
*休憩2回 約30分
別当出合(1260m) 観光新道の登山口
うっそうとした山の中に入ります。
山中を約2時間弱、ひたすら登って登って、急坂を登りきると、
景色が楽しめる尾根歩きです。最初の2時間だけちょっとキツイです。
夜中までの雨はどこへやら、すっきり晴れてきました。
尾根歩きの始まりです。
福井方面の山々。
白山釈迦岳(2053m)
殿ケ池避難小屋の建替え工事の資材がヘリコプターで運ばれていました。
登山道中の紅葉は見頃。色鮮やかなナナカマド。とても綺麗でした。
ここを登りきれば、殿ケ池避難小屋です。
どんどん登っていきます。振り返れば殿ケ池避難小屋が小さく見えます。
気がつけば、歩いて来た登山道が雲に飲み込まれてました。
別山(2399m)
雲海がすぐそこまできてました。これ以上、上がってこないで~
別山も飲み込まれそう。
黒ボコ岩(2320m)に登ってポーズをする人。私もやってきました。
黒ボコ岩を過ぎると、なだらかな弥陀ヶ原に入ります。
木道になっているので、歩き易いです。
山小屋がある室堂まであと少し。弥陀ヶ原が一望できます。
雲海は弥陀ヶ原の手前で止まってくれました。
室堂(2450m)到着。とても立派な山小屋です。750人も泊まれるのですが
夏山シーズンの週末は予約がいっぱいになります。
室堂越しに見えるのが、頂上の御前峰です。
昼食とチェックインを済ませてから、目指します。
頂上手前で振り返ると室堂が小さく見えます。
白山初登頂 御前峰(2702m)
頂上からの眺め
北アルプス、乗鞍岳、御嶽山など3000m級の山々が見えます。
遠くは中央アルプスの山がうっすらと見ることができました。
私たちが登る1週間前に御嶽山が噴火しました。
私と同様に秋山を楽しんでいた多くの登山客が犠牲になったことに
大きなショックを受けました。 この時、家族や知り合いから安否確認が
あったのですが、山に登ったら必ず生きて下りて来ないといけないと思いました。
室堂側から見る白山はゆったりと見えるのですが、頂上に立つと
反対側は荒々しい景色が広がっていて驚きました。
穂高連峰が見えました。6月には向こうから白山を見たんですよ。
乗鞍岳
室堂に戻り、初登頂に乾杯!
夕食はミネストローネ、肉だんご、豚の角煮、やきとり缶、つまみ
ビールがすすみます。
〆は残りのミネストローネにご飯とチーズを入れてリゾットにしました。
夕日に照らされ、白山が赤く染まりました。
忘れられない一日が終わります。
寝床は薄いマットレスと毛布2枚。着込まないと寒いです。
翌朝、今にも雨が降りだしそうなどんよりとした空。
下山するまで待ってっという願いも叶わず、下山する前からしとしと降りだしました。
別当出合の吊橋が霞んで見えます。
無事下山。
翌週、三方岩岳から白山を望む。
先週、あの頂上に登ったと思うと感慨深いものがありました。
立山登山(二日目) [登山]
今朝は寒かったですね~明日はもっと冷え込みそうです。
さて前回の続き、立山登山2日目です。
奥大日岳(2611m) まで往復して帰る予定です。
前夜に親しくさせていただいた姉弟さんも、奥大日岳までの行程が同じということで
ご一緒させていただくことになりました。
雨は上がっていたのですが、霧が濃くて1人では心細かったので助かりました。
お天気は回復に向かうようなんですが・・・
登山道の一部は木道になっていて、歩きやすいです。
今回、奥大日岳を選んだのは高低差が少なくて、登山中も剣岳の景色が
見られるということだったのですが、残念、雲の中。
剣があとちょっとで姿を現しそうなんですが、雲に邪魔されます。
登山道を歩いていると、何度か雷鳥に会いました。
雷鳥に会えるのも立山登山の楽しみの1つです。とても可愛らしい鳥です。
8月末でしたが沢山の高山植物にも出会え、
ご一緒した姉弟さんから花の名前を教えていただきました。
タテヤマリンドウ とても小さくて可憐な花です。
イワイチョウ
ヨツバシオガマ
ムカゴトラノオ
トリカブト
チングルマの綿毛
幻想的ではありますが・・・こんな日じゃなければ見られない景色を
楽しむとしましょう。山頂付近はまだお花畑が見られ
ハクサンイチゲが満開でした。
奥大日岳山頂です。背景が真っ白ですが、晴れていたら剣岳が見られるようです。
ここまで一緒だった姉弟さんとはここでお別れ、戻りは一人寂しくっと思っていたら
姉弟さんの予定が変更され、結局最後までご一緒させていただくことになりました。
下りは少しづつ雲が晴れてきました。
雷鳥平に戻るころには、山の稜線が綺麗に見えました。
この景色が見たくて来ちゃうんですよね~
少しでも見られれば満足っとしましょう。
奥大日岳の山頂は、まだ雲の中。また来年晴れの日に来たいです。
今回はお一人様で出掛けたのですが、山小屋で知り合った姉弟さんと
ご一緒させていただいたおかげで楽しく山登りできました。
今はメールでお話させていただいています。またいつかご一緒できると
いいなぁと思っています。
立山登山も楽しかったけど、お二人にお会いできたことが
忘れられない思い出となりました。
立山登山(一日目) [登山]
次々と初冠雪の便りが届きますが、我が町の白山も観測されました。
季節感がなくてすみませんが、また夏山に戻ります。
8月末に立山に行ってきました。平日に2日間のお休みが取れたので
これは行くしかないっと!今回はお一人様で山小屋デビューです。
8月に入ってからというもの、全国的に雨の日が続いていました。
こちらも同じで夏だというのに不安定なお天気ばかり。
1日目は残念ながら曇と雨、予定していた別山への登山は中止。
早々に宿泊先のロッジ立山連峰に向かいます。地獄谷の側にあります。
雲の晴れ間から立山三山が見え隠れ、隠れ、隠れ・・・
お昼過ぎにチェックイン。相部屋をお願いしていたのですが、この天気で
キャンセルが多くて相部屋が作れないので、個室を使ってくださいっとのこと。
3人部屋を1人で使わせていただきました。
寝具は敷布団、掛け布団、毛布2枚、枕がありました。
小雨になったころ、やはり部屋にいるのはもったいないと思い
合羽を着て散策してきました。
登る予定だった別山と、翌日登る予定の奥大日岳の登山口を
確認しに行ってきました。 霧が濃くて、登山客が少ないと心細くなってきます。
誰もいません。どこかの世界に迷い込んだような。
8月末ですが、まだ高山植物が残っていました。翌日の奥大日岳では
綺麗なお花畑を見ることができました。
さらに霧が濃くなってきたので戻ります。
山小屋に戻ると、ちょうど登山客のお二人が到着したところでした。
月山登山 [登山]
またまた登山です。
8月お盆に山形の実家に帰っていました。
2年ぶりの兄家族、姉の子供達も集まり賑やかな帰省になりました。
そして帰省中の一日は、山登り。
今回登った山は、山形県のほぼ中央に位置する月山です。
標高1984mの月山ですが、日本海からの季節風をまともにうけるので
3000m級の山でないと見られない高山植物を見ることができます。
今回登るルートは、リフトで上駅(1520m)から姥ケ岳(1670m)まで登り
尾根伝いに山頂を目指します。高度差約460m、距離往復約6kmです。
8/14 9:20登山開始
朝から薄曇りの日でしたが、南と東側は遠くの山並みがくっきり見えました。
正面に大朝日岳、眼下にはリフトの上駅です。
右側に蔵王連峰
9:50 姥ケ岳(1670m)
姥ケ岳まで登ると、天気が良ければ日本海と庄内平野が一望できるのですが
残念ながら霞んでいました。
山形県と秋田県にまたがる鳥海山(2236m)、
雲海から顔を出していました。幻想的~
姥ケ岳を発ち、尾根歩きの始まりです。
登山道の一部は木道になっていて歩きやすいです。
うっすらと黄色の花の絨毯がしかれています。
景色と花を楽しみながら、歩いていきます。
このコースは最後に急坂が待っていますが、ゆっくり登れば大丈夫。
だいぶ登ってきました。登ってきた道のりを振り返ると
一歩一歩だけど、ちゃんと進んでいます。
この景色が見たくてまた登ってしまうんですよね~
11:40 登頂(往きは約2時間20分、参考タイムと同じくらいでした)
12:30 下山開始
下りは急坂を下りた牛首から谷を歩いていきます。
いつもの夏なら雪渓も歩くのですが、
今夏は残雪が少なくて、ほとんど雪の上を歩くことはありませんでした。
チングルマは雪が融けたところから咲いていきます。
斜面にチングルマのお花畑。ちょっと前まで雪が残っていたのでしょう。
ニッコウキスゲも綺麗に咲いていました。
イワイチョウ
ウツボグサ
ハクサンイチゲ
14:15 無事下山(復路約1時間45分 参考タイムより5分遅れ)
このコースは短時間で登頂できて、景色、花もとても楽しめます。
今頃は山頂から紅葉が始まっているころでしょう。 紅葉も綺麗ですよ~
白山南竜ケ馬場登山 [登山]
季節はすっかり秋。季節更新のようなブログになりつつあります
この夏は登山を楽しんでいましたが、夏だというのに天候不良が続き
予定変更を余儀なくされたり、天気予報に一喜一憂させられていました。
7月の三連休の最終日、白山の南竜ケ馬場まで登ってきました。
登山口の別当出合までは、マイカー規制中のため手前の一ノ瀬ビジターセンターに
駐車してシャトルバスで行くのですが、
三連休の最終日とあって駐車場は満車で、1.5kmくらい手前の
路肩に駐車し歩いてバス乗り場へ向かいました。
白山は富士山、立山と並ぶ日本三霊山のひとつで、
御前峰(2702m)、剣ヶ峰(2677m)、大汝峰(2684m) の3つのピークがあります。
今回行った南竜ケ馬場は2080mで、山荘や野営場があり
高山植物が綺麗なところです。別当出合が1260mなので、
高度差820m、片道4.9kmの行程です。
8:30 砂防新道から登山開始
まずは長い吊橋を渡ります。
高さがあり、揺れるので高いところが苦手な人には
最初から難所かも知れません。
木々の間の登山道をひたすら登って登って、 時々景色が広がります。
白山はところどころ崩れているところがあり、砂防工事が続いています。
登山中も作業員の方が、登って行かれてました。慣れたもので早かったです。
少しづつ高山植物たちが姿を現しました。
先に写真を撮っていた方に、マイヅルソウと教えていただきました。
その方のお連れさんは先に行ってしまい、自分はもうちょっと登ったら下って
お連れさんが下りてくるのを待つと話していました。
初めて会う人と何気ない話ができるのも楽しいものです。
マイヅルソウ
11:00前 南竜道に入る
南竜道に入ると景色が広がり、たくさんの花が咲いているので
今までの疲れが吹き飛びます。
ニッコウキスゲ
ムカゴトラノオ
雪解け水でとても冷たいです。
11:30 南竜ケ馬場到着
まだ雪渓が残っています。ここで持参したおにぎりでお昼ご飯。
南竜ケ馬場を散策。
クロユリ
イワカガミとハクサンコザクラ
イワカガミ
ナナカマド
クロユリ
ゴゼンタチバナ
ハクサンコザクラ
ハクサンフウロ
モミジカラマツ
ヨツバシオガマ
ショウジョウバカマ
ついさっきまで晴れていたのに、山の天気はわかりませんね。
あっという間にひんやりとした霧に包まれてしましました。
12:30 下山開始
3連休最終日の午後、当日や前日、前々日からの登山者が次々と下山を
しているため長蛇の列。登りの人もいるので、人一人通れる登山道では
渋滞が発生。なかなか登られなかったり、下りられなかったり、
これだけ大人気の白山、混雑時はあきらめてゆったりとした気持ちで
登山を楽しまないとと思いました。
15:00 無事下山。
登山道は整備されていて登りやすく、花が綺麗なところでした。
夏ですね~ [登山]
またまたお久しぶりです。こちらも蒸し暑い日が続いていますが
今週は梅雨明けになるかな・・・期待をこめて。
いよいよ夏山シーズンの到来です。
明日は晴れたら、白山の途中まで登ってみようと思っています。
夏山登山に向けて、5月から登山を開始。
まずは近くの低めの山からということで、650mほどの獅子吼高原へ。
いつも登山は旦那と一緒なんですが、予定が合わないので
今回は一人登山デビューです。 最初は不安でしたが、何度か登った山
だったし、登っている人が多いので大丈夫でした。一人の方が
自分のペースで登れて、いろいろな人と話ができて楽しかったりして・・・。
この日はすっきり晴れた日で日本海まで綺麗な眺めが楽しめました。
登山口で偶然に山から下りてきた同僚に出くわし、
この時期しか見られないウスバシロチョウという蝶々が見られると
特徴と場所を教えてもらいいざ出発。
ウスバシロチョウはすぐに見つけることができて
ふわふわと優雅に飛ぶ可愛らしい蝶々でした。
サカハチチョウ(季節で模様がかわるらしいです)
獅子吼高原へは2度ほど登りましたが、だんだん暑くなり
虫や蛇をよく見るようになったので、また涼しくなったら行ってみようと思います。
6月に入り、西穂山荘まで登山、上高地をトレッキングしてきました。
西穂山荘までは新穂高ロープウェイで一気に2156mまで上り
そこからは歩いて1時間半ほど。
左側の頂が笠ケ岳(2898m)天気がよければ更に左側に白山が見えるそうです。
左側の険しい山が西穂高岳で、今回は右側に見える西穂山荘(2385m)まで。
ずっと雪道で滑らないように、ゆっくり歩いてきました。
雪で登山道がわからないので、前に歩いた人の足跡と
目印を辿っていきます。
わずか200mほどの高低差でしたが、疲れました~
この先15分くらい歩くと360℃見渡せる大パノラマだったらしいのですが
この往復30分が無理で下山しました。
次は夏にでも。もう夏だ~
翌日、上高地へ。梅雨入り後の最初の週末で、曇り空とちょっと雨に降られ
残念ながら穂高連峰が隠れてました。
お天気はいまいちでも瑞々しい樹木や草原、可愛らしい花たちを
愛でながら歩いていきます。
お猿さんにもあえました。
川の透明度が高い!しばらく上高地の景色をお楽しみください。
約16kmのトレッキング、上高地を満喫してきました~
明日はいよいよ白山デビューの予定。途中までですが、楽しみです。
立山紅葉登山② [登山]
壁紙をクールに黒にきめてみました
先日の立山は曇り空でクリーム色の壁紙に貼り付けると、写真と壁紙の境が
いまちよくわからなくなり、黒に変えてみたら見られるようになりました。
さて立山紅葉登山の続きです。
えっちらおっちら、浄土山(2831m)を越え、
あとは絶景を眺めながら尾根伝いを下っていきます。
浄土山からの立山カルデラ
剣岳
浄土山から龍王岳方面へ行く尾根
龍王岳
右の山の尾根を左に下りていき、下ったところが一ノ越です。
一ノ越から雄山までの登山道が見えます。
よく見ると人がいっぱい、列をなして登っていくのが見えます。
私達が下りて行く尾根。あとちょっと。
一ノ越に到着。一ノ越から東側黒部方面の眺め
立山は3つの峰で、右から雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)
一ノ越から室堂までは石畳を下っていきます。
雷鳥沢キャンプ場 色とりどりのテントが張られています。
この日の気温は室堂で10:00ころに10℃、15:00には7℃でした。
真冬のキャンプと同じなんでしょうね~寒そう。
立山紅葉登山① [登山]
モルディブ旅行記を始めたばかりですが、早速脱線です。
昨日は急遽、立山に紅葉登山に行って来ました。
例年なら9月中旬ころから見頃を迎えるそうなのですが、
今年は遅く、先週くらいからようやく見頃になったようです。
「近年にまれに見ない素晴らしい紅葉になる・・・」とあれば
どうしても見に行きたくなります。
紅葉のころの立山は平日休日関係なく、すごく混雑すると聞いていて
さらに3連休の初日、覚悟はしていましたが・・・
立山駅に着いたのが朝の7:00過ぎ、ケーブルカー乗り場に近い駐車場は既に満車。
来た道を戻り、かなり離れた臨時駐車場に置き立山駅まで歩きました。
7:30前に立山駅に到着、またまたチケット売り場は既に長蛇の列。
覚悟はしてたけど・・・最後尾に並びます。
なんとケーブルカーに乗るのに1時間20分待ち。
チケット売り場に並んでから1時間20分待ちなのか、
チケットを買ってから1時間20分待ちなのか・・・。
8:20ころにようやくチケット購入。通常はケーブルカーで美女平まで行き、
高原バスに乗り換えて室堂まで行きますが
混雑のため、立山駅からの臨時バスに乗ることになりました。
結局、バスの出発時刻は8:40、チケット売り場に並んでから
約1時間10分後となりました。
バスだと立山駅から室堂までは約70分。乗り換えなくていいので、楽でした。
標高が高くなるにつれ、紅葉が見られるようになってきます。(車窓から)
そんなこんなで、10:00前に室堂に到着。
おやつにオヤキを調達して、トイレを済ませて出発です。
室堂は標高2450m、3000m級の山々に囲まれていて
バスを降りたところから素晴らしい眺望なんです。
とりあえず目指すは、室堂展望台。正面の浄土山の裏まで行きます。
初級コースで上りは約1時間30分、室堂のカルデラが見られるそうです。
チングルマの種
随分上ってきました。山肌が綺麗に色づいています。
ちょこちょこ休んでは景色を楽しみ、ゆっくり上って展望台到着。
北アルプスの山々が綺麗に見えました。
立山カルデラ
正面の上の方にうっすらと白山が見えましたが、写真には写らないか~
思ったより早く登れて、体力もまだまだ大丈夫そうっということで
浄土山に登り、龍王岳の手前から一ノ越に下りることしました。
山場は最初の浄土山、その後はずっと尾根歩きです。
急な岩場で、体全体で上って行きます。
足場は不安定なところもあったり、狭かったり、急だったり、
思ったより怖かったけど、登り終わった時の達成感は一味違います。
こうやって皆さん登山にはまっていくのでしょうか・・・
浄土山(2831m)の頂上付近からの眺め。
写真の隅の方は夫じゃないです。後ろから猛追してきた登山者。
慣れた方はひょいひょいと登ったり、下っていきました。
2841mと言うと良く登ったなぁと思うのですが、
バスが到着した室堂は2450m。
実は自力では391mしか登っていないのです。
私のような初心者でも、3000m級の山が楽しめるというのが
立山の魅力の1つでもあると思います。
長くなるので、とりあえず今日はここまで。
獅子吼高原(後高山)登山 [登山]
先週、獅子吼高原に登って来ました。
正確には後高山(しりたかやま)640mと言うようです。
正面の山です。
空にはパラグライダーやハングライダーをしている人が沢山いて
頂上にはスキー場やキャンプ場などアウトドア施設があるようです。
頂上まではゴンドラで約5分(往復大人1000円)、あっという間に行けますが
山歩きがしたくて歩いて登ってきました。
大人の足で1時間くらいということでしたが
写真撮ったり、休んだりしながら1時間30分くらいかかりました。
ベニシジミが迎えてくれました。
登山口付近はシャガ群生
最初のうちはうっそうとした杉林を抜けていきます。
思ったより勾配がきつくて、黙々と登っていきます。
あと1、2週間早く行けばカタクリロードになっていたようです。残念。
日本海まで見渡せますが、ちょっともやっていました。
手取川の扇状地が綺麗に見えます。
月惜峠まで登るとあとは尾根歩き、ここまで登ってくると日が当るので
登山道の花の種類がぐっと増え、楽しい山歩きになります。
先を静かに歩いていた夫はこの尾根でカモシカとリスを見つけていました。
私はクマ避けのためバタバタと歩くので野生動物が逃げてしまい、まず発見できません。
ニリンソウ
ウツギ
マムシグサ
チゴユリ
チゴユリの群生
フジがまだ咲いていました。
ツクバネウツギ
タニウツギ
加賀平野が一望できます。まだ田植え直後なので一面茶色でしたが
夏には稲が生い茂り緑色、秋には稲穂の金色になるのでしょうね~
冬は真っ白かしら・・・